NOREIの好きなもの(後半)


私はプログラミングが好き。

プログラミングとは、「コンピュータを動かすための指示を順番に書くこと」らしい。

前半で書いた学生時代では、 コンピュータに人が学習しながら運動を習熟する状況をシミュレートさせるために、 人の情報である腕の長さ、重さ、速度、加速度、トルクといった数値や 動きを表す運動方程式と学習を表す数理モデルを組み合わせ、 実験したい環境をシミュレートできるようにC言語を使ったコードを組んだ。

この時に気づいたあることとは、、
アウトプットが何であろうと、努力次第で情報量を過不足なく伝えられるということ。
私の頭の中で想像していた運動学習というモヤモヤしたものが、 先生と相談するたびにすこしづつ日本語に変わり、 それをコンピュータに伝わるように数字、数式、コードへ変わりながらも、 結果最初に考えていたことが実現できたことが、当たり前なのかもしれないが 自分には視野が広がった気がした。


卒業するためには、卒論発表までコードを書き続ければいいというわけではなく、 定期的に研究の進捗を先生やほかの学生に向けて発表する機会が多々あった。

プログラムの説明だけでは研究内容の情報量として不十分なので、 研究内容と、その中のどの部分をプログラムで表現したかなど、 伝えたい情報量を過不足なく伝えられるように説明を心がけることができた。

同様に他の学生の研究発表を聞く時も、頭の中でプログラムを組むように 情報を過不足無く受け取り、整理しながら理解に努めるようになれた。

プログラムに触れたことがきっかけで、情報の過不足のない受け渡しを意識するようになり、 自分に必要な情報、不要な情報を正しく取捨選択できるようになれたので、今でもプログラムが好き。





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